もしかすると私たち日本人は“悲劇に慣れっこ”になっているのかも・・・

author:K.I2018/09/01 Saturday

私には、いまだに脳裏に焼きついている映像があります。

それはこの春の上野公園の花見の映像です。
多くの人々がお酒やご馳走を前に楽しげにしているその直ぐ脇に、一人のホームレスが空き缶をもらうために大きなゴミ袋を持って待機していたことです。

宴も終盤となりホームレスのもとには沢山の空き缶が集まってきました。それを「ありがとう、ありがとう・・・」と言いながら受け取ているホームレスに、誰一人として食べ物を差し出す人はいませんでした。ホームレスがお腹を空かしているのは分かりきっているのに・・・なんで空き缶だけを渡すの? おにぎりに唐揚げの一つも添えて差し出したらいいのに・・・と私は思いました。


もとより普段の生活ではホームレスに食べ物を届けることはなかなか出来ませんが、こういうときは絶好のチャンスです!!
でも差し出すには勇気がいるのかもしれないし、照れくさいのかもしれない・・・
であるならば、たった一言「よかったら食べてくださ~い~♪」と言えばいいだけ・・・


そんなことをアレコレと考えながら映像を見ていた私ですが、善行のチャンスは逃さないことが何よりも重要です。
なぜなら私達は善行を積むために生まれてきたからです。善行を施すことで“自分の存在”を活かすことができるのであり、そのチャンスは至る所にあります。


その一方で、日本人はホームレスがいることに慣れっこになっているのではないのか、鈍感になっているのではないのかと反省もしました。
なぜなら真理に照らさずとも、ホームレスや貧困者がいる社会は間違っているからです。

まして現体制下では、いつ誰がホームレスや貧困者になってもおかしくありません・・・ 一生の間には病気になったり、勤め先が倒産したり、自然災害に遭遇したりと予期せぬことが起きて働けなくなるかもしれないからです。


それゆえ互助の精神、犠牲的精神が必要であり、「自分さえよければそれでいい」という利己的な考えは捨てなくてはならないのです。
そのために必要なのは真理普及であり、それによって“全人類が神を親とする霊的一大家族である!!”という認識を持つことですが、それが全人類の常識になったなら、ー人のホームレスも、一人の貧困者も出さずに済むのです


ところが大半の人類は、大富豪がいることも極貧者がいることも当たり前に思っています。“おかしい”とか“異常”だとか思っていません。それどころか大富豪に憧れます。
本来それは社会が未熟である証なのですが・・・

その未熟な社会を成熟した社会へと変えていくには真理普及が不可欠であると同時に、真理実践者が増えることです。
真理実践者が増えるにつれて、霊的・精神的のみならず、物質的にも平等公平な社会が実現していくと私は思うのです。

人によっては、ホームレスや貧困者になるのは、本人の努力が足りないからだと自己責任論を持ち出す人がいますが、そうでないと思います。
同胞の悲劇を自分の悲劇として捉えないことや、悲劇に自分も加担していると考えないその利己主義が原因であると私は考えます。

それを是正して初めて地球は霊的光の差し込む惑星へと進化するのであり、ホームレスや貧困者のいない光に満ちた笑いの絶えない惑星・地球が誕生するのです。

つまり私たち一人一人の摂理に適う生き方が、ホームレスや貧困者をなくしていくということです。
悲劇に慣れっこにならず、悲劇を自分のこととして捉える生き方をしていきたいと思います。


シルバーバーチの言葉です。

「何よりもまず人類が学ばなければならないのは、大霊の恩寵は皆で分け合わなくてはいけないということです。現在の地上には、今日の食べ物にも事欠く人がいる一方で、度を越した飽食に走っている人がいます。もちろんこれは間違っています。あり余るほど持っている人は、足らない人に分けてあげなくてはいけません。別に難しいことではないと思うのですが……」(シルバーバーチの教え・上/68)

ここを理解するためには、富者と貧者がいて当たり前!という考えを捨て去らなくてはなりません。意識改革はこういうところから始まるのです。
またシルバーバーチは、物質にしろ知識にしろ持てる者が持てざる者に分けてあげる生き方が人間としての唯一の正しい生き方だと述べています。

「あなた方が自分のことを忘れて他人のために奉仕しようとするとき、あなた方を通して大霊が働くのです。
(中略)
それが人間としての唯一の正しい生き方だからです。
(中略)
あなた方は摂理を学び、それを実行に移さなくてはいけません。」
(シルバーバーチの教え・上/68)


私を通して大霊が働く生き方をしていきたいと強く思います!!

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日常|04:19 AM|comments (x)|trackback (0)

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