10代のアスリートの活躍に思うこと

author:K.I2017/07/01 Saturday

最近10代のアスリートの活躍が目立ちますが、それを“スピリチュアリズムの霊性教育”の観点から見ていきたいと思います。

ご存知の通り、肉体は“霊の道具”であり“霊の表現器官”です。

また地上人には特殊な能力に映る“霊体の能力(サイキック能力)”でさえ、スピリチュアリズムでは価値を認めていません。スピリチュアル能力と一緒になったとき価値を認めます。なぜならサイキック能力は、死んだら誰もが発揮する能力だからです。
ということは、肉体の能力を競い合うスポーツに価値がないのは一目瞭然です。

肉体が価値を持つのは、肉体を使って利他愛(神性)を発露したときであり、人のために肉体を役立たせたときに価値を持つのです。

ところが利己主義・物質主義のはびこる地上界では、国威発揚のために多くの国がスポーツに力を入れています。
選手は「自国のために!」と強化訓練に励み大会へ臨みます。しかし最終的には選手個人のためだと私は思っています。なぜならスポーツで名を上げれば、皆が手に入れたがっているお金、名声、ときには名誉(国民栄誉賞や県民栄誉賞)が手に入るからです。3点セットを1度に手にできるのです。


ところで10代という年代は、霊的に見れば“霊的自立”にはまだ至っていない時期であり、親との関係を通して“霊的人生を歩む基礎”を築く大切な時期です。将来、神を仰ぎ見る信仰生活の基礎はこの時期に築かれます。

それはすなわち、霊的自立期(青年期)を迎えるまでは、親は神に代わって、神の代理者として、子供を霊的人生へ導く責務があるということです

「子供を産んで育てる」という行為は、神から預かった“霊的存在者である神の子供”を霊的自立させるという偉大な仕事なのです。その中で築かれた“親子愛”は、将来神との間に“愛の絆”を築く基礎となります。さらに子供は、親との生活を通して愛発露、慈悲、協調、寛容、奉仕の尊さを覚え人類愛を育んでいきます。
つまり“霊的存在者としての基礎”は、親との関わりの中で築かれていくということです。


他方、小さい頃からスポーツ中心の生活を送ることは、子供に人に勝つこと、人を蹴落とすことを覚えさせます。子供の柔軟な潜在意識に”勝つことが全て、勝つことが尊い”という神性とは真逆の精神を刻み込みます。

もちろんスポーツを通して得られることもありましょう。スポーツは向上心や忍耐力を養うという人もいます。
しかし本来、向上心とは霊的高みを目指すことにあるはずですし、忍耐力は利他愛発露を諦めずに挑戦する中で養われるものだと私は思います


それにしても、いつ頃からスポーツがお金を稼ぐ手段の一つになったのでしょうか。
何故あれほどの大金がスポーツで得られるのか不思議ですが、先ごろ発表されたスポーツ長者番付によれば日本では錦織圭選手が広告収入込みで37億円、田中将大選手が23億円だそうです。一流選手になれば種目に関わらず高収入が得られるようですが、そうした状況が親子をスポーツへと駆り立てるのです。

子供は小さければ親の言うままにゴルフや卓球、サッカーや体操、野球に打ち込みます。親にとってスポーツは子供を“金のなる木”に育てる手段の一つであり魅力的なのです。またそれが、わが子を幸せにする道だと信じて疑いません。

勿論それはスポーツに限りません。子供を一流大学・一流企業に入れたがるのも、将来子供に物的豊かな活を送らせたいという親のエゴ的願望であり、今話題沸騰中の10代のプロ棋士においても同じです。


言うまでもなく”正しい育児・教育”とは、子供が神性を発露できるように導くこと、子供の霊的成長を第一に考えて全力を注ぐことです。
すなわち、神から預かった霊的存在者としてわが子を養育すること。永遠に霊的成長していく神の子として霊的自立期を迎えるまで尊厳を持って育てること。それが正しい育児・教育(霊性教育)ということです


わが子が再生してきた目的もそこにあります。”前世のカルマ”を清算し、さらなる”霊的成長”を為すためであり、そこから外れた再生人生を歩ませるのは親としての自覚欠如であり親失格です……


とは言え、無理からぬことだと私は思います。真理が普及されていない現代では、親も霊性教育を受けてきていないし、霊的存在者として育てられてもいないからです。何が正しい育児・教育なのを知らないのです。その親に霊性教育を望むのは酷です

だから、だからこそ、真理普及が急がれるのです。霊性教育が地上界に展開されるには、その前に真理が普及されていなければならず、まだまだ遠い道のりですが、霊界の大軍団が働きかけている以上心配はいりません。必ず霊性教育が当たり前の日がきます。そのときはスポーツのあり方も正されていることでしょう。それを楽しみに真理普及に励みたいと思います。

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